リモートワークが普及する中、多くの人が自宅の作業環境を改善しようと試みています。その中でも特に注目されているのがスタンディングデスクです。
正直そこまでの価値があるのか? と思ったのは僕だけではないはず。
リモートワーク歴5年、スタンディングデスク歴3年の私が、スタンディングデスクの正直な感想を綴っていきます。
目次
腰痛や肩こりは軽減できるのか?
軽減はできるかもしれませんが、あんまり実感はないです。
長時間の着席による腰痛や肩こりの軽減が期待できます
よくある触れ込みやAIによる要約でも同じようなことを行っていたが、ハッキリ言ってこれだけを目的にするほど効果があるとは言えないと思っています。
もちろん軽減はできると思いますが、あくまで軽減。
本当に肩こりや腰痛をどうにかしたいなら運動するなり、何にせよ長く座るであろう椅子の方に投資する方が良さそうです。。
自分はスタンディング機能は一時期使わなかったタイミングもありました。今は毎日使うようになりましたが、それでも座っている時間のほうが長いです。
あくまでついでぐらいに思っておくなら良いが、健康のためにスタンディングデスクにするほどの効果は期待しない方が良いと思っています。
座りすぎの回避には役に立っている
肩こりや腰痛はさておき、日本人は座っている時間が長いと言われており、長時間座り続けていると、病気のリスクやメンタルヘルスにも影響があるそうです。
「座りすぎ」を防ぐ一番のポイントは「小まめに動く」ことです。
この点に関しては、スタンディングデスクがある程度解決してくれるなぁ〜と感じています。
最近では下記の時間ではスタンディングモードにするというルールで運用しています。
- MTGの時間帯
- スマートウォッチに指摘された時(1時間以上座っていた時)
ちなみに購入してすぐのころは調子に乗って半分以上立っていたことがありますがおすすめしません。
長時間同じ姿勢でいることはたとえどんなによい姿勢だったとしても、好ましくありません。
長時間たっているのも当たり前ですが足が疲れてしまいますし、姿勢の固定は好ましくないそうです。
仕事柄座って作業したいタイミングも多いので、無理はせずに座りすぎないことに念頭をおいて過ごすようにしています。
ブログやプログラムを書くときに揺れるのか問題
これはスタンディングデスクによってはあるだろうが、全く気になっていません。
私が使っているスタンディングデスクはIKEAの天板とMaidesiteというブランドのスタンディング用の脚を組み合わせたものを使っているが、両方とも滅茶苦茶に重たいおかげもあって作業で振動するみたいな心配は一切なかったです。
(重たすぎて引っ越しは大変だったし、2階におくために床補強したりもしました)
とはいえ、パソコンの重さやタイピングで揺れたりしてしまうのは死活問題なので購入するデスクの形状やレビューには注意する必要はありそうです。
電動式のスタンディングデスクは高さの変更のストレスが少ない
自分はMTGのときや1時間以上座っていたら、一度スタンディングモードに変えるという運用をして過ごしています。
そうすると1日で何度か昇降を繰り返すことになるのですが、そういうときに電動式だとメモリー機能などもあるのでボタンを1つ押すだけで期待する高さに変更されるので、全く手間がありません。
昇降そのものに全くストレスがないのは良い点です。おそらく手動だったりメモリ機能がなかったら面倒くさがってこのルールを守れなかった自信があります。
ちなみに適切な高さは自身の身長があればすぐにわかります。下記のサイトは入力するだけでわかって便利でした。
ちなみにメモリー機能では、下記のように用途別に高さを登録するようにしていて大体1と3をいったりきたりして過ごしています。
- 座ってキーボード作業をするとき
- 座って書き仕事をするとき
- 立ってキーボード作業をするとき
- 立って下記仕事をする時
子どもの妨害行為を回避できる
全然想定していなかったけど一時期よく使っていたのはこれです。
小さなお子さんがいる家庭では、スタンディングモードにすると子どもの手を届かせにくく、安全です。
物理的に回避しましょう。しかし電源コードなどを引っ張られる危険性もあるので気をつけてください。
結論
全人類に必要とまでは言わないが、個人としては満足しているということになりました。
自分自身としては、1つのデスクとして気に入っているし、スタンディングとのバランスも落とし所を見つけられているのでとても気に入っています。
しかし、スタンディングデスクは決して安くはないし、銀の弾丸でもありません。夢を見すぎず、それでも良いなと思ってから購入しましょう。
今回の記事はほんの一例ですが、誰かの参考になれば幸いです。